精霊の宿る森〜白狼のおれが幸せになるまで〜
[著]犬丸まお [画]うごんば
心優しき少年の切なく心揺さぶる救済BL
白狼の子として精霊の加護を宿して生まれたルディは、人里離れた森で一人暮らしをしている。 ある時、大怪我をした騎士・リッカルドを介抱するが、意識が朦朧とするリッカルドはルディのことを覚えてなく…。 ついには容姿が似ているアーロを命の恩人だと慕うようになり、落ち込むルディを余所目に逢瀬を重ねる二人。 そんなルディの前にリッカルドの同僚・アルヴィンが現れ、傷ついた心に優しく寄り添い心を通わせていく。 お互いへの想いが緩やかに変化していく中、ルディとアルヴィン、リッカルドとアーロの運命は――。