美貌の騎士様はご自分のお顔がお嫌いなようです
[著]珈琲きの子 [画]秋吉しま
顔の良すぎる騎士様✕平凡な面食い青年の一目惚れからはじまる恋のお話――
カフェ『こもれび』で働く青年ルイは記憶喪失だ。
記憶を失い彷徨っているところを『こもれび』の店主サキに拾われ働かせてもらい1年が経とうとしていた。
いつものようにカフェ名物『こもれび弁当』を販売していたある日、ルイは突然声をかけられる。
顔をあげるとそこには、女神に愛されているのではないかと思うほど美しい神殿騎士ミカエルがいた。
お弁当に興味を持ったミカエルはそれ以降、『こもれび』でお弁当を買いに来てくれるようになるが、ミカエルの視線の先に『こもれび』の店主であるサキがいて……。
ルイは彼がサキを好きになったと思い、恋人がいる事実を伝えたのだが、諦めた様がなく……?